恋しくて憎らしい大阪
夏のおもいで。
だいぶ涼しくなってきたから、暑かった時の思い出を吐き出そうと思います。ごめんなさい。言い訳です。
あ、最近になってドリカムの良さがわかってきました。
どうでもいいですね。「大阪LOVERS」はドリカムにしか書くことのできない、ものすごい歌詞だなって思います←
7.12。
その1週間前。とある女優さんの、とある情報が舞い込んできて、とある球場の最前列のチケットを入手できて...と、ひさしぶりにかつてのヲタ精神が甦った私。
急遽、大阪に行くこととなった。
遠征貧乏だったので、往路はひさしぶりの夜行バス。
直前まで待って座席予約したので、独立シートの前後は空席だった。
足元は広いわ、背もたれを目一杯倒せるわ、さらに通路側のカーテンを二枚分使ったら、ほぼ個室になりました←
おかげさまで福山のSAに寄った記憶を最後に、大阪まで記憶が途絶えております(笑)
朝は梅田にある、なにわ屋さんのうどん。
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もはや大阪での恒例です。ここしか知らないだけです。24時間営業なので何かと重宝します←
始発の時間帯。
深夜まで遊んで活動を終えようとしているカップル。これから活動を始めようとしているサラリーマン。いろんな人間が混在していて面白い時間帯です。
脱線した。
まずは生国魂神社。
新しい御朱印帳をここから始めようと足を運んだ。ものすごい大雨に迎えられる。
“生国魂”って漢字で書くとものすごく字面が強い。
いくたまさんって呼び名はものすごく可愛いのに、これがギャップ萌えってやつか←
この日は「生国魂祭」の本宮!これはほんまもんの偶然やったΣ( ̄□ ̄;)
それならばちょっと待ってみよう。
で、なんだかんだ1時間くらい待ってた私。
境内はあちらこちらに大きな水たまり。もはや池。足袋履いてる人は本当に大変そうだった。それでも人は集まってくる。祭りの血が流れているのでしょう。
躍動感。いいえ、手ブレです(笑)
傘を差しながら一眼はかなりの至難の業です。
ここから大阪城まで巡行していったみたい。そりゃ大変だ。
本当におつかれさまでした。
で、そそくさと地下鉄に乗り込んで、平野を目指す。
雨はやんだ。が、ものすごく蒸し暑い。
きょろきょろと路地をのぞき込む私。
ついに見つけた(;゜∀゜)
平野だんじりの町内曳き!!
どうやら私は馬場町の山車に遭遇した模様。
かっけぇ。めっちゃかっけぇ。
山車をピタッと止める。
山車をクッと切り返して、方向を変える。
そして狭い道を颯爽と進んでいく。
くぅ。この後ろ姿、かっこよすぎだべ。
「そこ、曲がるの?」ってくらいの曲がり角をうまく切り返して、狭い道を細かく調整しながら切り抜ける。
なるほど。だんじりは大胆な「動」のイメージ、だったのだが、
昼間は町内曳きはものすごく繊細で、対比させるならばまさに「静」だった。
手打ちのリズムもものすごく好き。
これは昨年の馬場町の様子。11m45sくらいに手打ちの様子も流れてます。
2015.7.12(日)・杭全神社平野郷夏祭り・だんじり「馬場町」(大阪市平野区)
「『打ーちましょ』ドンドン、『もひとつせぇ』ドンドン、『祝ぉて三度』ドドンがドン」
文言は違うかもしれないけど、御祝儀を出してくれた家の前で、感謝と家内安全を祈願して手打ちをおこなうらしい。
祭りの出発点となる杭全神社。
「くまた」って読むらしいです。絶対に読めない。
ここの狛犬は足に紐が何重にも巻いてある。
“現象には必ず理由がある”と湯川学氏が言っていたので、
さっそく調べてみたw
この紐は、「走人(はしりびと=家出人)足止め」を祈願して結ばれたものなのです。
その祈願方法としては、
1.適当な紐を二本用意します。
2.一本を狛犬の足に結んで、願を掛けます。
3.もう一本を持ち帰り、家出人が残した履物に結んでおきます。このようにすると、必ず居所が判るか、家に帰ってくると古くから言い伝えられてきました。
kumata.jp
実に興味深い。
が、深く考えると怖い気もするぞ、これ(笑)
面白いですね。その土地ならではの逸話や言い伝えは興味深い。
そういう民俗学を研究する学者になってたら毎日が楽しそう。ええ。ないものねだりです。
素敵な御朱印たちをいただきました。墨の香りが心を落ち着かせてくれます。
大阪のすばらしい祭りとの出会い。これまた一期一会。ありがとうございました。
2016.8.6 hiroshima
8.6。広島。いつもの朝。
71年前のあの日もいつもと変わらぬ朝を迎えていたのだろう。
市電が音を鳴らし走り抜け、何気ない会話が交わされていただろう。
8:15。
フラッシュのような強い光線と爆音。まさにそれは「ピカドン」と表現されている。原子爆弾。
キノコ雲に包まれた町は真っ暗で、音がまったく聞こえない世界だったという。想像のできない、いや、想像したくもない光景である。
広島平和祈念式典にいってきた。
暑い。蝉の鳴き声が鳴りやまない。
それだけ緑の木々が生えているということでしょう。71年前。ここに原子爆弾が落ちたとは想像しづらい。
こども代表の“平和への誓い”が心に刺さる。
「私たちには、被爆者から託された声を伝える責任があるのです。」
安倍氏の記憶に残らない定型文のスピーチも、難しい言葉も、そんなものは何一ついらないのだ。
原爆は卑劣だ。戦争は恐ろしい。同じ過ちを繰り返さない。ただそれだけではなかろうか。
原爆が落とされた翌日。この川には多くの死体が浮いており、うめき声や助けを呼ぶ声が微かに聞こえたらしい。
身内すら助けることができない。もちろん他人を助ける術も気力もないのだ。見て見ぬふりをするしかない。
今でも“その時”のことを悔やんでいる方は多い。自責の念に駆られるという。記憶からは消えない。まだ戦争は終わってない、と驚かされた。
この上空で爆発した原子爆弾。そこにも木々は生きている。鮮やかな花を咲かせていた。
「爆発から一秒あとの火の玉の温度は摂氏一万二千度じゃ。(中略) 頭のすぐ上に太陽が二つ、一秒から二秒のあいだ並んで出よったけえ」
—— 井上ひさし『父と暮せば』(新潮文庫)
灼けるのではなく溶けるのだ。むごい。
人間がつくりあげた「人工の太陽」と表現をされている方もいた。
原爆ドームがやけに小さく見える。
今や広島には多くのビルが建ち並んでいる。
時代の変化。たぶん違う。原爆で破壊される前の広島は栄えていたのだ。賑わっていたのだ。多くの建物が建ち並んでいたはずだ。
しかし原爆に耐えて残った建物は当時、積み木のように見えたらしい。
海外のカメラクルーも多かった。
オバマ氏が発していた「連帯」という言葉のとおり、やはり広島や長崎から、そして日本から発信していかなければならない。
黒い雨は生ぬるく、機械油のような臭いだったという。
草履越しに伝わってきた地面の熱さ。
立ちこめていた異臭。
真夜中のような昼間の静けさ。自分の呼吸や歩いている音がやけに大きく聞こえたという。
写真からは想像することのできない音。
モノクロからは想像することのできない色。
あまりに日常とかけ離れていて、想像しづらいことが、
「受け継ぐ」ということを拒んできた気がする。
だからこそ「今、住んでいる街が数秒のうちに無くなってしまうことを想像してほしい」と、とある被爆者の方がそう仰っていた。
広島に住むようになって、何度か被爆者のお話を聞いた。
被爆者が目の当たりにした生々しさを、経験していない自分たちが伝えるのは難しい。
誰の目にも止まらないようなブログだけれど、自己満足かも知れないけれど、それでも、何かが誰かに伝わればと思って綴ってみました。
かつて多くの命が奪われ、多くの命を奪ってきた日本、だからこそ、同じ過ちを犯してはならない。繰り返してはならない。
戦争を知らない私。
平和な世の中しか知らない私。
これまでも、これからも、そしていつまでもそうでなければならない。
叡電をゆく-Ⅲ
6.16。もはや雨は止む気なんてなさそうだ。
yu-sanpo.hatenablog.com
yu-sanpo.hatenablog.com
蕎麦屋の天丼を食し、圓光寺に向かった。
龍をイメージした石庭。
あ、奥の石を龍の頭に見立てているんだ、と今になって気づいた←
おお、もはや龍にしか見えない(笑)
ちょっとした心意気が素敵すぎる。
ここもすごい。深紅の絨毯ずるい。
雨の音しか聞こえない。すぐに無心になれる。
「そうだ京都、いこう」
ついついそう呟いてしまいそうな写真ですが、どうやら意外にもポスターの撮影地にはなっていないようです(私調べ)
庭園とは反対側に目を向ける。
こちらも雰囲気があって、これまた趣がある。
なんて読むんだろうね(小声)
なんとなく意味は分かるのだが←
私が気になったのはこの座禅堂。幡龍窟。
「幡」は送り仮名をつけると「蟠り(わだかまり)」って読むんだっけか。なんともすごい名前だ。
二炷の線香が燃え尽きる。
身を整え(調身)、呼吸を整え(調息)、心を整え(調心)、無になり切っていく。
本当の自分を探す旅の第一歩でもあります。
明治以降、日本で唯一の尼僧専門道場だった圓光寺の禅堂。
近年まで実際に尼僧達が集団で修行にあけくれた処で坐ります。
http://www.enkouji.jp/zazen.html
たまには無心になって座禅を組んでみるのもいいかもしれない。
個人向けの座禅会は日曜の6時からで、初心者は15分前までにいかねばならないらしい。たとえ出町柳から始発に乗っても間に合わない模様。難易度が高い(苦笑)
ただし座禅をさせていただくなら圓光寺さんがいいだろう、と直感的に思った。
あ、その前に私の猫背を直さないといけませんね←
圓光寺から徒歩数分のところにある、八大神社にやってきた。
ここの境内地の一乗寺下り松で、
宮本武蔵が吉岡一門と決闘したと伝えられているらしい。
なんと思いもかけず宮本武蔵と佐々木小次郎をコンプリート(笑)
【20160616 宮本武蔵@八大神社/京都】
【20150424 佐々木小次郎@錦帯橋/山口】
本殿に上がる前にまさかのトラップ。かなり大股じゃないと思わず踏んでしまいそう。
いやいや。こうやって綺麗に掃かれていると、こちらも心が洗われる気がして、とても気持ちのよいものです。
お次はお隣の詩仙堂。本当にお隣。
素敵な佇まいで私を迎えてくれる。
なんだか門をくぐるだけで心が高ぶる。
つつじが咲いたころは綺麗なのですよ、と言わんばかりの庭園。
雨の中、蛙の鳴き声が響いていた。
あまりにも鳴き続けるもんだから、録音したものを流してんのかと思った。ごめんなさい
なぜか、若い人が多かった。
どうやらみんな日常に疲れ切っているらしい(違う
最後にいただいた御朱印たち。
圓光寺は拝観前に預けるパターン、詩仙堂は書置きタイプのみの対応、八大神社は見開きバージョン。メモとしてはそんなとこだろうか。
今回もいい旅となりました。
いろんな出逢いや美味しさに感謝。雨の新緑。ほんま素敵やった(棒読み)
(おわり)
叡電をゆく-Ⅱ
6.16。雨の京都も悪くない。
水の神様に別れを告げ、貴船口に戻ってきた。
雨がますます強くなってきた。きっとお見送りしてくれているのだろう、と考えないと心が折れそう。リュックはびしょ濡れだ(笑)
きららがやってきた←
一部の座席が窓側を向いてる特別な車両。ここだけは晴れてて欲しかった。欲深い私。容赦なく降り続ける雨。
20分ほど歩いたようだ。
なんとも目立たないところに蓮華寺はあった。
これは期待感の高まる佇まい。
ため息をついた。
畳がほのかに緑がかって見える。
そのくらい目の前の新緑が綺麗だった。まぶしい。
そして角度によって見え方が変わる。趣深い。
これはすごい。
目をつむる。
雨の音。心地よい風。風に揺れる青もみじ。お香の香り。鯉がたまに跳ねる音←
感性が研ぎ澄まされる。たたただ無心になる。
「佛」
ずっとここに座っていたかった。
が、人間どんなに感動していても腹は減るらしい。
前言撤回。私、ぜんぜん無心になってなかった←
前日の大阪戦で勝ったら三田屋本店さんのステーキを豪勢に喰らってやろう、と企んでいたのだが・・・
惨敗だったので泣く泣く諦めた。
お蕎麦屋さんに向かう。
そば処 笹喜さん。
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叡電をゆく-Ⅰ
6.16。3か月ぶりの京都。
前日の敗戦の悔しさのせいで夜中の3時くらいまで眠れず、お昼くらいまで寝ていたい欲求を抑えて、ホテルを飛び出た。
通学時間とバッティングして、
ポケットに突っ込んでいた携帯すら取り出せないくらいの混み具合。
どこで降りんだっけ、とひとり慌てる私(笑)
AM8:57 実相院。
床みどりが綺麗だという噂なので、開門に合わせて拝観する作戦。
早すぎた。開いてない(/´△`\)笑
開いた。
こじんまりとした庭園。
なんだか独り占めしてる感覚。うれしい。
もちろん床みどりも独り占め。綺麗だった。
目の前の青もみじと、床に映る青もみじ。それはもう1枚の絵のようでした。ベタな例えで申し訳ない←
どうやら晴れているとボヤけてしまい、曇りがベストらしい。
なるほど。ならば小雨はまずまずのコンディションだろう。
“床みどり”が撮影禁止なのは事前に知っていた。が、あとから来たおじさんが撮ろうとしたらしく、アナウンスで注意されてた。
もちろん禁止事項なので当たり前の対処なのかもしれない。が、監視カメラでチェックされているのだろう、と考えるとちょいと興醒めした。
こういう光景を見るたびに『徒然草』の第11段が思い出される。
柑子の実が盗まれないように、木の回りに囲いがあって興醒めしたよ、っていうあれ←
で、何の話だっけ(笑)
お次は貴船口からバスで5min。蒸していた京都市内に比べるとちょっと肌寒いくらいで快適だった。
カメラの電源を入れたら「SDカードが破損している可能性があります」との表示が!Σ( ̄□ ̄;)
さすがパワースポットだ。見えない力を感じる←
雨が降りしきる貴船神社。
「水は恐ろし 水は尊し」
ものすごく説得力のある御言葉。なんたってここは水の神様なのだ。
ここにきたらもちろんやるよね。
水占〇みくじ。〇の中には何が当てはまるでしょう、という神々の遊び(違う)
吉。安定の吉。旅行は行かぬが吉( ; ゜Д゜)
まったくどうでもいい話なのだが、私はおみくじを結ぶのが苦手である。しかも水占いだから湿っているのだ。案の定、必死になって結ぶ。危うく破れてしまうところだった←
高龗神(たかおかみのかみ)。水の供給を司る神。ふむふむ。
「気生根」や「水生嶺」という表記も見られたらしい。そりゃあ名前からパワースポットだ。
雨の香りが満ちてくる6月は、山川草木が命の盛りを迎える季節でもあります。木々が醸し出すみずみずしい生気。きらきらと輝く緑葉。京の山々でも、この時季にしか出合えない蒼々たる森の表情を楽しむことができます。天からの恵みに感謝し、水の豊かな地に生きる幸せを思う。貴船はまさにその適地。滴る緑の中で、自分と向き合っていただきたいですね。
(貴船神社 宮司 高井和大さん)
http://souda-kyoto.jp/knowledge/kyoto_person/vol43.html
紅葉や雪化粧も綺麗らしいけど、私は梅雨の季節に、雨の降りしきる中でここを訪れることができてよかった。雨の中、雨の神様に出逢いにいく。ものすごく神聖な気持ちになった。
雨が降っているので結社と奥宮は諦めた。
どこかでひと息つきたい、と思った矢先に“ぜんざい”の4文字が目に飛び込んだ。鳥居茶屋さん。
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ぜんざい。ひさしぶりに食べた。美味しいよね。
椎茸と山椒の佃煮も美味しかった。日本人でよかった(適当←
雨は降り続いている。むしろ強くなってきた。
先行きが不安だ。なんたって「旅行は行かぬが吉」なのだから←
(つづく)
はじめての吹田
6.15。広島から新幹線に飛び乗り、新大阪で乗り換えて、千里丘からタクシーでちょうど1,000円のところにそいつは建っていた。
市立吹田スタジアム。
もちろん浦和としては初めての吹スタ。
吹スタって略すとなかなかダサいので、これからはこう呼ぶことにしよう←
新国立競技場が馬鹿みたいな茶番で揉めているときに、寄付金を中心とした、総工費約140億円で作り上げてしまったサッカー専用スタジアム。
アクセスがいいとは言えないが、15時に仕事をあがってきて、18時に現地へ着いたのだから、わりとスムーズに辿り着くことはできた。
すげぇや。
ゲートをくぐった瞬間のこの高揚感をひさしぶりに味わった。
水曜日なのにビジターのゴール裏を埋めてしまう浦和はやはり誇らしい。私もそのひとりではあるのだが←
ちなみにコンコースとか階段は想像以上に安っぽかった(笑)
ゴール裏を覆う透明な屋根。
サポーターの声も抜けないだろうし、風さなければ雨に濡れることもなさそうだ。
珍しくスタメンをいじってきたミシャレッズ。
森脇が累積なので加賀先発。そして駒井、石原、ズラタン。こうやって名前だけみるといまだに違和感がある。時代の変化ですかね。
石原なんかは移籍してきて、長期離脱して、いつかの山瀬を思い出してしまうので、そろそろ貪欲に先発争いに加わってほしい(笑)
ああ、試合のことは忘れた。
前半1minの阿部ちゃんの枠外のミドルには「やってやろう」という気持ちが感じられたのだけれど、あとは大したハイライトもなく・・・
呆気なく宇佐美にやられた。簡単にやられた。
悔しい。むしろ不甲斐ない。
点はとれない。勝負しない。パスがあまりに雑すぎる。カウンターを喰らう。うちらはこんなお粗末なチームだったっけか。
今シーズン、うちとの対戦のときだけドン引き戦術をされて、このままでは浦和はずっと点を取れないのでは、という謎の不安に襲われた。
それは大げさだけど、笑い事ではなくて、そのくらい危機的な状況ではあったと思う。
それにしてもこの日、うちのゴール裏は生ぬるかった。
チャンスを失うとすぐに声量が落ちるし、相手が攻めてるときに笑い声が聞こえてくるし、手拍子すらしない輩ばっかりだった。
わかってる。選手がつまらないサッカーをしてるのだ。
違う。そういうときこそ俺達の声でゴールを呼び寄せるのだ。
これまで浦和のゴール裏はそういうスタンスではなかっただろうか。
そういう意味では悔しいけど、大阪のサポーターのほうが上手だった。
手拍子ひとつにしろ、ほとんどが頭の上でやってるから、ものすごく統制されてるように見えた。
ま、大きい箱になったからか、荒々しいイメージの大阪サポさんはとてもお行儀よく見えました。ええ、残念です←
試合後、あまりに悔しいので千里丘まで歩こうと、人の流れに身を任せて歩いていたら、なぜか廃墟と化した万博の前にたどり着いた。
どうせ京都まで行くのだから、結果オーライか。ここから茨木駅までシャトルバス。帰り道の選択肢は多い。
いっそコンビニでもよかったけど、
せっかくなので“海鮮居酒屋 ニューエビスノ”さんに突撃。
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ものすごい活気。若い。みんな白いTシャツでてきぱきと動き回っている。いいね、こういうの。
やってらんねぇ、と敗戦後のやけ酒。冷えてて美味い。
まずは定番のポテトサラダ、と注文したら凄いもんが出てきた。
ソースと絡めてあるけど、そこまで濃くはない。食感の残った皮付きのじゃがいもが美味い。
はじめての鳥栖
相変わらずブログを放置する癖は治らない。
「ブログを綴りたい」という想いよりも
「家に帰ってまでパソコンを開きたくない」のほうが勝ってしまう、今日この頃なのです←
PC用のメガネが本当に効果あるなら、
私もついに眼鏡男子デビューしようかしら(笑)
5.29。鳥栖にいってきました。
浦和からは一番遠い敵地です(;゜∀゜)
ま、私は広島からのんびりと出陣。
これまで私とは無縁だった、
桃鉄の九州編でしか旅をしたことのなかった“九州”がこんなにも近いだなんて驚いた。
雨は降ったり止んだりしている。はっきりしない空模様だけれども、せめて試合は浦和に気持ちよく快勝していただきたいものだ。
もはやフラグにしか聞こえない←
とりあえずベアスタでガムテを貼って、そのまま久留米に向かった。
駅近のスタジアムはやはり便利だ。これで行動意欲が掻き立てられ、そして周辺の町にもお金が落ちるのだ。好循環じゃないの。
水天宮。
全国にある水天宮の総本宮らしい。
とくにお願いすることはないのだけれど、
いつかその時が来たときにはまた足を運ぼうと思います(棒読み)
久留米といったらラーメン。
普段は滅多に食べないとんこつだ。胃もたれ覚悟で西鉄久留米へ向かう。
“麺屋 中る”
ありゃ、美味いじゃない。
細麺で、スープもさほど臭みがなく、あっさりしていた。近年稀に見る速さでスープまで飲み干してしまった;゜∀゜)
気持ちを切り替えて鳥栖に舞い戻る。
ベストアメニティスタジアム。
ほ、骨組みがすごい。あばら骨っぽい←
噂どおりの駅近物件。出口が反対方向にあるから5分くらいかかるけど、これでスタジアム口とか出来たら30秒だね(笑)
運営もスムーズだし、みかんジュースもらったし、そして何よりも見やすいΣ(゜Д゜)
ピッチとの距離が近いスタジアムはいくつかあるけれど、さらに傾斜のおかげでゴール裏でも見やすいのである。
ゴール裏のコンコースにはまさかの「焼酎」という名の誘惑。これは罠だ。アウェイの洗礼だ。
さすが九州。グルメよりも酒が充実してるスタジアムは初めてかもしれない(笑)
今季初参戦。
ゴール裏は昨年の味スタ以来だ。自ずとボルテージも上がってくる。スイッチが入る。
攻めることを放棄し、守りを固め続ける鳥栖。
ボールを回すだけで崩せない浦和。
スコアレスドロー。とくに見せ場もなく、ただただ時間だけが過ぎていく、一番むしゃくしゃする試合。
くっそぉ。あんなにつまらないサッカーをしている鳥栖に勝てなかったのは悔しいのぉ。
鳥栖があのスタイルなら、うちはもっとリスクを冒して攻めればよかったのだ、と素人目では考えてしまう。
もっとできるのだ。もっと自信をもって戦ってほしい。
途中出場の駒井が最も可能性を感じさせてくれた。
ひとつ結果が出れば、もっと勢いに乗ってくれそうな選手。
それにしても、鳥栖の下部組織によって手懐けられたボールボーイにも腹は立った(笑)
選手は本気でサッカーをしている。サポーターも本気で声を出している。
勿論、水を撒くのはいけない。が、怒号を浴びせられるのは当然だろう、と私は思う。意見には個人差があります←
それを笑って、へらへらして、どちらかというとその態度が一番気に入らなかった。
お前らにサッカーの神様は絶対に手を差しのべないからなっ( ̄^ ̄)
勝てなかった、ので、中洲の屋台はお預けだ。
鳥栖の悔しさは今月の吹田で晴らす。
気持ちよく勝ってお好み焼きを喰らいたい。
ちなみに水曜日くらいまでは声が枯れていたので、職場の人に風邪なんじゃないかと心配されました(小声)←